行人日記@はてな

昼の休みに今日見る雲も 頼りない雲 流れ雲

映画

「エデンの東」

午前十時の映画祭で「エデンの東」を見ました。中2の頃にビデオで見て、今回は34年ぶりの再見です。内容はほとんど忘れていました。若者の苦悩を描いた素晴らしい青春映画ですね。感動しました。ジェームズ・ディーンの演技も音楽も本当に良かったです。film…

「理由なき反抗」

午前十時の映画祭で「理由なき反抗」を見ました。ハイスクールに転入してきた少年が主人公。彼は両親や祖母の関係の歪みを敏感に感じ取り、大人たちに対する期待と現実の乖離に堪らない不満を感じています。また、大人たちに自分を理解して欲しい、受け入れ…

「巴里の屋根の下」「ル・ミリオン」「自由を我等に」

池袋の新文芸坐でルネ・クレール監督の映画を見てきました。「巴里の屋根の下」「ル・ミリオン」「自由を我等に」の3本です。「巴里の屋根の下」は、登場人物たちの恋愛劇を中心に、戦前のパリで暮らす人々の姿が生き生きと描かれています。主題歌も良かった…

「U・ボート ディレクターズ・カット」

「U・ボート ディレクターズ・カット」を見ました。第二次世界大戦で「U・ボート」と呼ばれたドイツの潜水艦。戦況が悪化する中で、U・ボートの艦長や乗組員たちが置かれた極限の状況が描かれています。面白かったです。ドイツ軍を主役にこのような映画が作…

「いつも2人で」

午前十時の映画祭で「いつも2人で」を見ました。ある夫婦の、若い日の出会いから倦怠期に至った現在までの、十数年にわたってのお互いの感情や関係の変化が描かれています。私は、男女の関係を「そればっかり、ずーっと」描く映画が苦手で、恋愛映画はほとん…

「ジョーカー」

「ジョーカー」を見ました。色々と謎めいていますね。現実なのか精神障害者の妄想なのか、観客をわざと混乱させるように作られていると思いました。それはそうと、この映画のテーマは重いですね。とても沈痛な気持ちになりました。肯定も否定も出来ません。…

「エノケンの千万長者」

「エノケンの千万長者」(1936年)を見ました。エノケンの映画を見るのは初めてですが、テンポがよくて普通に笑えました。エノケンのコメディ・センスは素晴らしいですね。この映画では二村定一が共演しています。昭和初期に「君恋し」「あほ空(My Blue Hea…

「ジュディ 虹の彼方に」

先の日曜、アマゾンのPrime Videoで「ジュディ 虹の彼方に」を見ました。ジュディ・ガーランドの伝記映画です。ジュディ・ガーランドの映画は、MGMのミュージカル作品や「スタア誕生」を見ました。特に歌唱力が素晴らしい稀代のエンターテイナーだと思う一方…

「三十九夜」

ヒッチコック監督の「三十九夜」を見ました。国際的な諜報活動に巻き込まれた男女を描いた、1935年のヒッチコックのイギリス時代の作品です。脚本がややリアリティに欠けていて今見ると古さを感じる一方で、汽車でのアクションや手錠に繋がれたままの逃亡、…

「怪物團」(フリークス)

「怪物團」(フリークス)を見ました。サーカス団で見世物にされている奇形の障害者たちによる、健常者に対する復讐譚でした。江戸川乱歩の世界ですね。この映画の特徴は、本物の障害者を出演させていることです。手や足がない人、体が結合した双生児、そし…

「女中ッ子」

アマゾンPrime Videoの無料お試し期間が今月の20日で切れるので、今のうちにということで、左幸子主演の「女中ッ子」を見ました。秋田から上京してきた田舎娘が、東京で住み込みの女中として働く話です。物語の中心は、左幸子演じる女中と、腕白で母親からも…

「鳥」

Amazonプライムでヒッチコックの「鳥」を見ました。約20年ぶりの再見ですが結構内容を忘れていました。動物パニックものなどと言われますが、改めて見るとこの映画は完全にホラーですね。ホラー映画でよくある「死霊やゾンビの群れに襲われた主人公たちが、…

ワーニャ伯父さん

昨日私が感銘を受けたと書いた、「ドライブ・マイ・カー」の劇中劇「ワーニャ伯父さん」の終盤のソーニャの台詞が、Wikipediaに書かれていました。 「仕方ないわ。生きていかなくちゃ…。長い長い昼と夜をどこまでも生きていきましょう。そしていつかその時が…

第94回アカデミー賞

アカデミー賞、「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞しましたね。素晴らしいことだと思います。作品賞にもノミネートされていたので、「まさか一昨年の『パラサイト』のようなことが実現するのでは・・?」と内心ハラハラしながら期待していたの…

「偶然と想像」

フレックスを使って会社を早めに引き上げ、市川妙典のイオンシネマで「偶然と想像」を見てきました。「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督の作品です。評判がとても良いので以前から見たいと思っていました。全三話からなる短編集。それぞれの話は出演者…

午前十時の映画祭12

「午前十時の映画祭12」の上映作品が発表されていたんですね。私が見たい映画はこんな感じでしょうか↓。太字が特に見たい作品です。○見たい映画(未見) ・いつも二人で ・キャバレー ・理由なき反抗 ・レイジング・ブル ・フィッシャー・キング○見たことが…

「ファーゴ」

午前十時の映画祭で「ファーゴ」を見てきました。面白かったです。単なる狂言誘拐のつもりが、事態が悪い方向へ悪い方向へと転がってしまい、大量殺人事件に発展してしまうというブラック・ユーモア的な作品です。「そんな馬鹿な」と思うような展開の連続で…

「ウエスト・サイド・ストーリー」

昨夜、「ウエスト・サイド・ストーリー」をレイトショーで見てきました。1961年のオリジナル版は軽く100回以上見ましたし、ブロードウェイキャストの日本公演も2回見に行きました。ですのでこのリメイク版も「もうひとつのウエストサイドが見られる」と数年…

「ドライブ・マイ・カー」

引っ越しの後、フォーラム福島で話題の「ドライブ・マイ・カー」を見てきました。愛する妻を亡くした主人公が、長い時間を掛けて心の整理を付ける話です。自分の感情を受け止め、頭で(理屈で)整理したつもりでいたものの、自身の内面の深いところでの誤魔…

「劇場版 呪術廻戦 0」

年内で期限が切れる東宝の株主優待券があったので、家族で「劇場版 呪術廻戦 0」を見て来ました。それなりに面白かったですが、予備知識ゼロで見たせいか設定がいまいち分かりませんでした。「呪術」とはつまり異形のモンスター(「呪い」が形を持ったもの)…

「裁かるゝジャンヌ」

渋谷のシアター・イメージフォーラムで「裁かるゝジャンヌ」を見て来ました。1928年のフランスのサイレント映画です。ジャンヌ・ダルク裁判を描いた映画ですが、最初から最後までとにかく重っ苦しい。そしてとてもリアルで、まるでドキュメンタリーのような…

「ミラベルと魔法だらけの家」

子供たちと「ミラベルと魔法だらけの家」を見てきました。「奇跡に守られた村」を維持するために本心を押し殺し、プレッシャーに心を潰されかけたり、好きでも無い相手と結婚しようとするミラベルの家族たち。ミラベルは、家族たちがひた隠す本心を引き出し…

「グッドフェローズ」

午前十時の映画祭で「グッドフェローズ」を見てきました。残酷で危険なマフィア社会がリアルに描かれていて、キツかったですが見入ってしまいました。煙草と酒と汗の臭いが混じった澱んだ空気の中に自分もいるかのように感じました 京成ローザ。どこか雰囲気…

「パリのアメリカ人」

松竹ブロードウェイシネマの「パリのアメリカ人」を見てきました。ウェストエンドで上演された舞台「パリのアメリカ人」を撮影し、映画として上映されている作品です。オリジナルの映画「巴里のアメリカ人」とは、ストーリーの大筋が同じだけで、設定や内容…

「笑ふ男」

「笑ふ男」を見ました。1928年のサイレント映画です。舞台は17世紀のイギリスです。主人公の少年は、父親が反逆者として王に処刑され、自らも整形手術により常に歯をむき出して笑っている異形の顔にされてしまいます。旅の興行師に育てられた彼は、成長し、…

「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」

イオンシネマ福島で「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」を見てきました。本当は昨年公開予定でしたが、コロナの影響で今年に延期されました。ようやく見られた感じです。ダニエル・クレイグがボンドを演じるのは本作が最後とのことです。思えば「カジノ・ロワ…

「浜の朝日の嘘つきどもと(TV放送版)」

U-NEXTで「浜の朝日の嘘つきどもと」のTVドラマ版を見ました。率直に面白かったです。先日見た映画版に対しては酷評しましたが↓、このドラマを見た後に見ていれば、感想が大分違ったかもしれません。wayfarer2.hatenadiary.jp

「モダン・タイムス」

数十年ぶりに再見しました。チャップリンのパントマイムは仕草の一つ一つがおかしくて、本当に才能のある人だなと改めて思いました。冒頭の工場でのスパナや機械油を使ったパントマイムのセンスの良さ。名人芸ですね。この映画は、喜劇としての面白さに加え…

「浜の朝日の嘘つきどもと」

フォーラム福島で「浜の朝日の嘘つきどもと」を見ました。福島県限定の共通鑑賞券を使いました。テレビドラマは見ていないのでその前提での感想になります。あさひの高校生の頃のエピソードが良かったと思いました。震災成金と呼ばれた父親のために、友人を…

「007 ドクター・ノオ」

「007 ドクター・ノオ」を見ました。再見ですがだいぶ忘れていました。シリーズ第一作ですが、荒唐無稽さは相変わらずですが、その後の作品と違ってB級っぽい軽さがありますね。この作品でのボンドは、今と違ってアクションがド派手じゃないし、傷だらけにな…